1 神経系及び感覚器官用医薬品
11 中枢神経系用薬
114 解熱鎮痛消炎剤
1149 その他の解熱鎮痛消炎剤

改訂年月( 201502 )
商品分類番号( 874420 871149 )
JPNコード( JPNC052089 )
YJコード( 1149601A2062 )
厚労省コード( 1149601A2062 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 167.00 )


■ノイロトロピン注射液3.6単位 3mL1管 (日本臓器製薬) 【注射】  
(般)ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液注射液

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【用法用量使用上注意】   【使用上注意】   【副作用】   【発現状況】

  【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【妊産婦投与】   【小児投与】   【適用上の注意】

  【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201502

【改訂種別】

「版数」
第9版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂(処方箋医薬品表示変更に伴う改訂)

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
等張化剤
添加物
pH調整剤

【組成】

組成
販売名 ノイロトロピン注射液3.6単位
成分・含量 1管3mL中 ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液3.6ノイロトロピン単位含有
添加物 等張化剤、pH調整剤

[表脚注]


本剤の有効成分は、ウサギの皮膚抽出物である。 本剤の製造に用いるワクシニアウイルスの培養には、鶏卵、ウサギ、カゼインペプトン(ウシ乳及びブタ膵臓由来)を使用している。

【性状】

性状
販売名 ノイロトロピン注射液3.6単位
剤形 注射剤(ガラスアンプル)
pH 7.0〜8.0
浸透圧比 約1(日局生理食塩液に対する比)
色調・性状 無色〜淡黄色の水性注射液で、わずかに特異なにおいがあり、味はわずかに辛い

【色】
無色〜淡黄色
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

【効能効果】

効能効果
腰痛症、頸肩腕症候群、症候性神経痛、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、蕁麻疹)に伴うそう痒、アレルギー性鼻炎 通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、3.6単位(1管)を静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛み 通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、7.2単位(2管)を静脈内に注射する。


【用法用量】

用法用量
腰痛症、頸肩腕症候群、症候性神経痛、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、蕁麻疹)に伴うそう痒、アレルギー性鼻炎 通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、3.6単位(1管)を静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛み 通常成人1日1回ノイロトロピン単位として、7.2単位(2管)を静脈内に注射する。


【用法用量使用上注意】

用法用量に関連する使用上の注意
スモン(SMON)後遺症状の冷感・異常知覚・痛みに対する投与期間は、6週間を目安とする。ただし、投与開始2週間で何ら効果が認められない場合には漫然と投薬を続けないように注意すること。

【使用上注意】

使用上の注意

【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献、自発報告を参考に集計した。(再審査対象外)

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
1.ショック、アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、脈拍の異常、胸痛、呼吸困難、血圧低下、意識喪失、発赤、そう痒感等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 0.1〜5%未満 0.1%未満 頻度不明
過敏症(注1) 発疹、そう痒 じんま疹、喘息発作 紅斑
循環器 血圧上昇、心悸亢進 血圧低下
消化器 悪心・嘔気、嘔吐、口渇、食欲不振 腹痛、下痢
精神神経系 眠気 めまい、頭痛・頭重感、しびれ、発汗 ふらつき、ふるえ、けいれん、異常感覚、冷感、発赤、潮紅(フラッシング)、冷汗、意識障害、意識喪失、ぼんやり
肝臓 AST(GOT)の上昇、ALT(GPT)の上昇
投与部位 注射部発赤、注射部腫脹 注射部疼痛、注射部硬結
その他 ほてり 顔面紅潮、気分不良、倦怠感、脱力感、一過性の不快感、悪寒 浮腫、腫脹、発熱、さむけ、戦慄

[後文]
(注1)過敏症が発現した場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していない。〕

【小児投与】

小児等への投与
低出生体重児、新生児への投与に関する安全性は確立していない(使用経験がない)。

【適用上の注意】

適用上の注意
1.筋肉内投与時:
組織、神経等への影響を避けるため、下記の点に配慮すること。
[1].神経走行部位を避けるよう注意すること。
[2].注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
[3].注射部位に疼痛・硬結をみることがある。
2.配合時:
ジアゼパム注射液と混合するとき、沈殿を生じるので配合しないこと。1)
3.アンプルカット時:
本剤にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているが、更に安全に使用するため、エタノール綿等で消毒することが望ましい。このとき、エタノールが内容液中に混入しないよう蒸発してからカットすること。(末尾アンプルカット方法参照)

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存(1〜30℃)、開封後はしゃ光。

【使用期限】

使用期限
4年。外箱・アンプルラベルに表示。

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
ナブトピン注 3mL1管 東菱薬品工業 86.00  

※赤色は後発品

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