1 神経系及び感覚器官用医薬品
12 末梢神経系用薬
122 骨格筋弛緩剤
1225 カルバメート系製剤

改訂年月( 200907 )
商品分類番号( 871225 )
JPNコード( JPNC050370 )
YJコード( 1225001F1114 )
厚労省コード( 1225001F1114 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 10.00 )


■リンラキサー錠125mg 125mg1錠 (大正製薬|大正富山医薬品) 【内用】  
(般)クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】   【相互作用・その他】

  【併用注意】   【副作用】   【発現状況】   【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】

  【妊産婦投与】   【小児投与】   【適用上の注意】   【その他の注意】   【貯法】   【使用期限】

  【同一成分一覧】

【改訂年月】

200907

【改訂種別】

「版数」
第8版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂(規制区分の変更)

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
1.本剤及び類似化合物(メトカルバモール等)に対し、過敏症の既往歴のある患者
2.肝障害患者[Modern Drug Encyclopedia,13th Ed.155(1975)に投与禁忌として記載されたことがあり、これに準拠した。]

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
結晶セルロース
添加物
軽質無水ケイ酸
添加物
ポリソルベート80
添加物
カルメロースカルシウム
添加物
ヒプロメロース
添加物
ステアリン酸マグネシウム
添加物
硬化油
識別コード
T735

【組成】

組成
リンラキサー錠125mg:
販売名 リンラキサー錠125mg
成分・含量 1錠中 日局 クロルフェネシンカルバミン酸エステル 125mg
添加物 結晶セルロース 軽質無水ケイ酸 ポリソルベート80 カルメロースカルシウム ヒプロメロース ステアリン酸マグネシウム 硬化油


【性状】

性状
リンラキサー錠125mg:
販売名 識別コード 剤形 外形・サイズ等 外形・サイズ等 外形・サイズ等
リンラキサー錠125mg T735 白色 素錠 上面 下面 側面
リンラキサー錠125mg T735 白色 素錠 (図略) (図略) (図略)
リンラキサー錠125mg T735 白色 素錠 直径(mm) 厚み(mm) 重量(mg)
リンラキサー錠125mg T735 白色 素錠 約7 約3.7 約160

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

【効能効果】

効能効果
運動器疾患に伴う有痛性痙縮:
腰背痛症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊椎分離・辷り症、脊椎骨粗鬆症、頸肩腕症候群

【用法用量】

用法用量
通常、成人にはクロルフェネシンカルバミン酸エステルとして1回250mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.肝障害の既往歴のある患者[「禁忌」の項参照]
2.腎障害患者[The United States DISPENSATORY,27th Ed.301(1973);MARTINDALE The Extra Pharmacopoeia,26th Ed.1891(1972)に注意して投与せよと記載されたことがあり、これに準拠した。]

【重要注意】

重要な基本的注意
ねむけ、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
フェノチアジン系薬剤 〔クロルプロマジン塩酸塩等〕 相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 機序不明
中枢神経抑制剤 〔バルビツール酸誘導体等〕 相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 機序不明
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 機序不明
アルコール 相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 機序不明


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
総症例16,400例中、391例(2.38%)433件の副作用が認められた。その主なものは、腹痛109件、消化不良63件、発疹46件、嘔気45件であった。[剤形追加時]

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
1.ショック(頻度不明):ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明):中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
[前文]
下記のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
発現部位等 0.1〜1%未満 0.1%未満 頻度不明
精神神経系注1) めまい・ふらつき ねむけ 頭痛・頭重感 倦怠感 脱力感
消化器 腹痛a) 消化不良b) 嘔気 胃腸障害 下痢 便秘 口内乾燥 舌炎 悪心
血液 白血球減少 血小板減少
過敏症 発疹注2),c) 浮腫・腫脹感注2) そう痒感 口内炎 熱感

[後文]
注1)このような症状があらわれた場合には減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
注2)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
a)胃痛、胃部不快感を含む。
b)胃のもたれ(膨満感、胃重感)、胸やけ、食欲不振を含む。
c)皮疹、薬疹を含む。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
2.授乳中の婦人には、投与しないことが望ましい。

【小児投与】

小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない。

【適用上の注意】

適用上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

【その他の注意】

その他の注意
本剤を長期間投与する場合は、臨床検査(血液検査、尿検査及び肝機能検査等)を行うことが望ましい。

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
外箱及び容器に表示

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「NP」 125mg1錠 ニプロ 6.20  
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「サワイ」 125mg1錠 沢井製薬 6.20  
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「ツルハラ」 125mg1錠 鶴原製薬 6.20  

※赤色は後発品

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