1 神経系及び感覚器官用医薬品
12 末梢神経系用薬
123 自律神経剤
1231 四級アンモニウム塩製剤

改訂年月( 201404 )
商品分類番号( 871231 )
JPNコード( JPNC052005 )
YJコード( 1231009F1088 )
厚労省コード( 1231009F1088 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 5.60 )


■トランコロン錠7.5mg 7.5mg1錠 (アステラス製薬) 【内用】  
(般)メペンゾラート臭化物錠

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】   【相互作用・その他】

  【併用注意】   【副作用】   【発現状況】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【妊産婦投与】

  【小児投与】   【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201404

【改訂種別】

「版数」
第7版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
1.緑内障のある患者[眼圧亢進を助長し、症状を悪化させるおそれがある。]
2.前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿筋の弛緩と膀胱括約筋の収縮を起こし、排尿障害を悪化させるおそれがある。]
3.重篤な心疾患のある患者[心臓の運動を促進させ、症状を悪化させるおそれがある。]
4.麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を低下させるため、症状を悪化させるおそれがある。]
5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
乳糖水和物
添加物
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース
添加物
ステアリン酸マグネシウム
添加物
ヒプロメロース
添加物
マクロゴール
添加物
酸化チタン
添加物
三二酸化鉄
添加物
カルナウバロウ
識別コード
f434
識別コード
@434

【組成】

組成
有効成分 (1錠中) 添加物
日局 メペンゾラート臭化物 7.5mg 乳糖水和物、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール、酸化チタン、三二酸化鉄、カルナウバロウ


【性状】

性状
剤形 外形・大きさ・重量 外形・大きさ・重量 外形・大きさ・重量 識別コード
フィルムコーティング錠 淡紅白色 側面 (図略)434
フィルムコーティング錠 淡紅白色 (図略) (図略) (図略) (図略)434
フィルムコーティング錠 淡紅白色 直径 厚さ 重量 (図略)434
フィルムコーティング錠 淡紅白色 約6.1mm 約2.9mm 約93mg (図略)434

【色】
淡紅白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

【効能効果】

効能・効果
過敏大腸症(イリタブルコロン)

【用法用量】

用法・用量
メペンゾラート臭化物として、通常成人1回15mg(2錠)を1日3回経口投与する。
なお年齢、症状により適宜増減する。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.前立腺肥大のある患者[排尿障害を起こすおそれがある。]
2.甲状腺機能亢進症のある患者[甲状腺機能亢進症の患者では心悸亢進や頻脈がみられるが、本剤は心臓の運動を促進させ、これらの症状を悪化させるおそれがある。]
3.うっ血性心不全又は不整脈のある患者[心臓の運動を促進させ、症状を悪化させるおそれがある。]
4.潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸があらわれるおそれがある。]
5.高温環境にある患者[汗腺等の分泌機能を抑制するので、体温調節が障害され高熱になるおそれがある。]
6.高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

【重要注意】

重要な基本的注意
視調節障害を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
三環系抗うつ剤 イミプラミン アミトリプチリン 等 フェノチアジン系薬剤 クロルプロマジン 等 抗ヒスタミン剤 ジフェンヒドラミン 等 抗コリン作用に基づく副作用(視調節障害、口渇、排尿障害等)があらわれるおそれがある。 本剤及びこれらの薬剤はともに抗コリン作用を有するため相加的に抗コリン作用が増強されることがある。
モノアミン酸化酵素阻害剤 抗コリン作用に基づく副作用(視調節障害、口渇、排尿障害等)があらわれるおそれがある。 本剤の代謝が阻害され、抗コリン作用が増強されることがある。


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 頻度不明
視調節障害
消化器 口渇、便秘、悪心・嘔吐、食欲不振
泌尿器 排尿障害
精神神経系 めまい、頭痛・頭重
過敏症注) 発疹

[後文]
注)このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では抗コリン作用による視調節障害、口渇、排尿障害等があらわれやすいので、慎重に投与すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

【小児投与】

小児等への投与
小児等に対する有効性及び安全性は確立していない。(使用経験が少ない。)

【適用上の注意】

適用上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
ケース等に表示(製造後5年)
〔使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。〕

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
メペンゾラート臭化物錠7.5mg「ツルハラ」 7.5mg1錠 鶴原製薬 5.60  

※赤色は後発品

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