1 神経系及び感覚器官用医薬品
12 末梢神経系用薬
124 鎮けい剤
1249 その他の鎮けい剤

改訂年月( 201206 )
商品分類番号( 871249 )
JPNコード( JPNC002499 )
YJコード( 1249009F1090 )
厚労省コード( 1249009F1090 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 18.60 )


■ミオナール錠50mg 50mg1錠 (エーザイ) 【内用】  
(般)エペリゾン塩酸塩錠

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】   【相互作用・その他】

  【併用注意】   【副作用】   【発現状況】   【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】

  【妊産婦投与】   【小児投与】   【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201206

【改訂種別】

「版数」
第12版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
カルナウバロウ
添加物
カルメロース
添加物
含水二酸化ケイ素
添加物
結晶セルロース
添加物
酸化チタン
添加物
ステアリン酸
添加物
ステアリン酸カルシウム
添加物
精製白糖
添加物
タルク
添加物
沈降炭酸カルシウム
添加物
トウモロコシデンプン
添加物
白色セラック
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース
添加物
プルラン
添加物
ポビドン
添加物
マクロゴール6000
識別コード
@127
識別コード
E127

【組成】

組成
錠50mg:
本剤は、1錠中にエペリゾン塩酸塩50mgを含有する白色の糖衣錠である。
添加物として、カルナウバロウ、カルメロース、含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、精製白糖、タルク、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、白色セラック、ヒドロキシプロピルセルロース、プルラン、ポビドン、マクロゴール6000を含有する。

【性状】

性状
錠50mg:
販売名 剤形 識別コード 外形 外形 外形 性状
販売名 剤形 識別コード 側面 性状
ミオナール錠50mg 糖衣錠 (図略) (図略) (図略) 白色
ミオナール錠50mg (図略)127 直径(mm) 7.5 質量(mg) 162 厚さ(mm) 4.2 白色

【色】
白色
【剤形】
糖衣錠/錠剤/内用

【効能効果】

効能・効果
1.下記疾患による筋緊張状態の改善:
頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、腰痛症
2.下記疾患による痙性麻痺:
脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、筋萎縮性側索硬化症、脳性小児麻痺、脊髄小脳変性症、脊髄血管障害、スモン(SMON)、その他の脳脊髄疾患

【用法用量】

用法・用量
錠50mg:
通常成人には1日量として3錠(エペリゾン塩酸塩として150mg)を3回に分けて食後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.薬物過敏症の既往歴のある患者
2.肝障害のある患者〔肝機能を悪化させることがある。〕

【重要注意】

重要な基本的注意
本剤投与中に脱力感、ふらつき、眠気等が発現することがあるので、その場合には減量又は休薬すること。なお、本剤投与中の患者には自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事させないように注意すること。

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
メトカルバモール 類似薬のトルペリゾン塩酸塩で、眼の調節障害があらわれたとの報告がある。 機序不明


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
総症例12,315例中、416例(3.38%)の副作用が報告されている。(再審査終了時)

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
(頻度不明)
1.ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、発赤、そう痒感、蕁麻疹、顔面等の浮腫、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群等の重篤な皮膚障害を起こすことがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、水疱、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 0.1〜5%未満 0.1%未満 頻度不明
肝臓注1) AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇等
腎臓注1) 蛋白尿、BUNの上昇等
血液注1) 貧血
過敏症注2) 発疹 そう痒 多形滲出性紅斑
精神神経系 眠気、不眠、頭痛、四肢のしびれ 体のこわばり、四肢のふるえ
消化器 悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢、便秘、口渇 口内炎、腹部膨満感
泌尿器 尿閉、尿失禁、残尿感
全身症状 脱力感、ふらつき、全身倦怠感 筋緊張低下、めまい
その他 ほてり 発汗、浮腫、動悸 しゃっくり

[後文]
注1)このような症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注2)このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
2.授乳中の婦人に投与することは避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には、授乳を避けさせること。〔動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。〕

【小児投与】

小児等への投与
小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

【適用上の注意】

適用上の注意
薬剤交付時(錠):PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
錠50mg:
室温保存
錠PTP包装は外箱開封後、光を遮り保存すること(変色することがある)。
錠バラ包装は開栓後、光を遮り湿気を避けて保存すること(変色することがある)。

【使用期限】

使用期限
外箱又はラベルに表示の使用期限内に使用すること。

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
アチネス錠50 50mg1錠 あすか製薬 9.20  
エペソ錠50mg 50mg1錠 コーアイセイ 5.60  
エペナルド錠50mg 50mg1錠 テバ製薬 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「KN」 50mg1錠 小林化工 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「日医工」 50mg1錠 日医工 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「NP」 50mg1錠 ニプロ 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「トーワ」 50mg1錠 東和薬品 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「日新」 50mg1錠 日新製薬 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」 50mg1錠 鶴原製薬 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「テバ」 50mg1錠 テバ製薬 5.60  
エペリゾン塩酸塩錠50mg「TCK」 50mg1錠 辰巳化学 5.60  
エボントン錠「50」 50mg1錠 辰巳化学 5.60  
エンボイ錠50mg 50mg1錠 キョーリンリメディオ 5.60  
サンバゾン錠50mg 50mg1錠 旭化成ファーマ 5.60  
ミオナベース錠50mg 50mg1錠 寿製薬 5.60  
ミオリラーク錠50mg 50mg1錠 共和薬品工業 5.60  

※赤色は後発品

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