1 神経系及び感覚器官用医薬品
13 感覚器官用薬
133 鎮うん剤
1339 その他の鎮うん剤

改訂年月( 201506 )
商品分類番号( 871339 )
JPNコード( JPNC059049 )
YJコード( 1339100F1038 )
厚労省コード( 1339100F1038 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 5.90 )


■トラベルミン配合錠 1錠 (サンノーバ||エーザイ) 【内用】  
(般)ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・ジプロフィリン錠

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】   【相互作用・その他】

  【併用注意】   【副作用】   【発現状況】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【妊産婦投与】

  【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201506

【改訂種別】

「版数」
第9版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
1.緑内障の患者〔抗コリン作用により、眼圧を上昇させるおそれがある。〕
2.前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者〔抗コリン作用により、排尿困難、尿閉等があらわれるおそれがある。〕

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
アセチルグリセリン脂肪酸エステル
添加物
カルメロースカルシウム
添加物
軽質無水ケイ酸
添加物
結晶セルロース
添加物
硬化油
添加物
サッカリンナトリウム水和物
添加物
酒石酸水素カリウム
添加物
ステアリン酸カルシウム
添加物
タルク
添加物
トウモロコシデンプン
添加物
乳糖水和物
添加物
ポビドン
添加物
マクロゴール6000
添加物
D-マンニトール
添加物
リン酸水素カルシウム水和物
添加物
香料
識別コード
EISAIEISAI
識別コード
☆EISAI

【組成】

組成
本剤は、1錠中にジフェンヒドラミンサリチル酸塩40mg及びジプロフィリン26mgを含有する白色の錠剤である。
添加物としてアセチルグリセリン脂肪酸エステル、カルメロースカルシウム、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、硬化油、サッカリンナトリウム水和物、酒石酸水素カリウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、ポビドン、マクロゴール6000、D-マンニトール、リン酸水素カルシウム水和物、香料を含有する。

【性状】

性状
販売名 剤形 識別コード 外形 外形 外形 性状
販売名 剤形 識別コード 側面 性状
トラベルミン配合錠 錠剤 (図略) (図略) (図略) 白色 有核錠
トラベルミン配合錠 EISAIEISAI 直径(mm)10.6 質量(mg)400 厚さ(mm)3.5 直径(mm)10.6 質量(mg)400 厚さ(mm)3.5 直径(mm)10.6 質量(mg)400 厚さ(mm)3.5 白色 有核錠

【色】
白色
【剤形】
有核錠/錠剤/内用

【効能効果】

効能効果
下記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・めまい
動揺病、メニエール症候群

【用法用量】

用法用量
通常成人1回1錠を経口投与する。
必要により1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.てんかんの患者〔中枢刺激作用によって発作を起こすおそれがある。〕
2.甲状腺機能亢進症の患者〔甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強するおそれがある。〕
3.急性腎炎の患者〔腎臓に対する負荷を高めるおそれがある。〕

【重要注意】

重要な基本的注意
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないように十分注意すること。

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
中枢神経抑制剤 バルビツール酸誘導体 フェノチアジン誘導体等 アルコール 本剤はジフェンヒドラミンサリチル酸塩を含有しているため、相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。 相加的に中枢神経抑制作用を増強する。
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤はジフェンヒドラミンサリチル酸塩を含有しているため、相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。 本剤の解毒機構に干渉し、作用を遷延化し増強する。
他のキサンチン系薬剤 テオフィリン アミノフィリン水和物 コリンテオフィリン カフェイン水和物等 中枢神経興奮薬 エフェドリン塩酸塩 マオウ等 本剤はジプロフィリンを含有しているため、過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。 副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 併用により中枢神経刺激作用が増強される。


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
総症例448例中、39例(8.71%)の副作用が報告されている。(再評価結果時)

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 0.1〜5%未満 頻度不明
過敏症注) 発疹
循環器 動悸
精神神経系 眠気、倦怠感、頭重感、めまい 頭痛、神経過敏
消化器 口渇 悪心・嘔吐、下痢

[後文]
注)このような場合は投与を中止すること。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。〔ジフェンヒドラミンは、動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが認められている。〕

【適用上の注意】

適用上の注意
1.服用時:本剤は、噛みくだくと苦味があり、舌のしびれ感があらわれることがあるので、噛まずに服用させること。
2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存
アルミ袋開封後は湿気を避けて保存すること。

【使用期限】

使用期限
外箱に表示の使用期限内に使用すること。

【同一成分一覧】

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