2 個々の器官系用医薬品
22 呼吸器官用薬
223 去たん剤
2233 システイン系製剤

改訂年月( 201504 )
商品分類番号( 872233 )
JPNコード( JPNC044148 )
YJコード( 2233002F1174 )
厚労省コード( 2233002F1174 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 8.90 )


■ムコダイン錠250mg 250mg1錠 (杏林製薬) 【内用】  
(般)L−カルボシステイン錠

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【副作用】   【発現状況】

  【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【妊産婦投与】   【適用上の注意】   【貯法】

  【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201504

【改訂種別】

「版数」
第15版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂(細粒50%製造販売中止に伴う改訂)

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
クロスカルメロースナトリウム
添加物
ポリビニルアルコール(部分けん化物)
添加物
ショ糖脂肪酸エステル
添加物
ステアリン酸マグネシウム
添加物
ヒプロメロース
識別コード
KP-256
識別コード
KP256

【組成】

組成
ムコダイン錠250mg:
販売名 ムコダイン錠250mg
成分・含量 (1錠中) 日局L-カルボシステイン 250mg
添加物 クロスカルメロースナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース


【性状】

性状
ムコダイン錠250mg:
販売名 ムコダイン錠250mg
剤形 フィルムコーティング錠
色調 白色
外形 (図略)(図略)
外形 直径;8.6mm 厚さ;4.5mm 質量;約280mg
識別コード KP-256

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

【効能効果】

効能・効果
1.下記疾患の去痰:
上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
2.慢性副鼻腔炎の排膿

【用法用量】

用法・用量
ムコダイン錠250mg:
カルボシステインとして、通常成人1回500mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
[表題]

剤形別の用量は次の通りです。


剤形 1回量 投与回数
ムコダイン錠250mg 2錠 1日3回 経口投与


【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.肝障害のある患者[肝機能障害のある患者に投与した時、肝機能が悪化することがある。]
2.心障害のある患者[類薬で心不全のある患者に悪影響を及ぼしたとの報告がある。]

【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
総症例11,042例中、100例(0.91%)に副作用が認められ、主な副作用は食欲不振27例(0.24%)、下痢19例(0.17%)、腹痛15例(0.14%)、発疹11例(0.10%)であった。(ムコダインDSの一部変更承認時)
本項の副作用は、ムコダイン錠250mg、錠500mg、細粒、K10、シロップ2%、シロップ5%、DSを合わせた集計である。

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
1.皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3.ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 0.1〜5%未満 0.1%未満 頻度不明
消化器 食欲不振、下痢、腹痛 悪心、嘔吐、腹部膨満感、口渇 等
過敏症注) 発疹 湿疹、紅斑 等 浮腫、発熱、呼吸困難
その他 そう痒感

[後文]
注)投与を中止すること。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

【適用上の注意】

適用上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
外箱、容器に表示

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
カルボシステイン錠250mg「サワイ」 250mg1錠 沢井製薬 5.60  
カルボシステイン錠250mg「トーワ」 250mg1錠 東和薬品 5.60  
カルボシステイン錠250mg「テバ」 250mg1錠 テバ製薬 5.60  
カルボシステイン錠250mg「KN」 250mg1錠 小林化工 5.60  
クインスロン錠250mg 250mg1錠 辰巳化学 5.60  
C−チステン錠250mg 250mg1錠 鶴原製薬 5.60  
シスダイン錠250mg 250mg1錠 大正薬品工業 5.60  

※赤色は後発品

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