2 個々の器官系用医薬品
22 呼吸器官用薬
223 去たん剤
2234 ブロムヘキシン製剤

改訂年月( 201409 )
商品分類番号( 872234 )
JPNコード( JPNC057754 )
YJコード( 2234400A1062 )
厚労省コード( 2234400A1062 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 57.00 )


■ビソルボン注4mg 0.2%2mL1管 (日本ベーリンガーインゲルハイム) 【注射】  
(般)ブロムヘキシン塩酸塩注射液

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【副作用】   【発現状況】   【重大な副作用(国内)】

  【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【妊産婦投与】   【小児投与】   【適用上の注意】   【その他の注意】

  【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201409

【改訂種別】

「版数」
第8版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
酒石酸
添加物
ブドウ糖

【組成】

組成
販売名 ビソルボン注4mg
成分・含量 1管(2mL)中ブロムヘキシン塩酸塩 4mg
添加物 酒石酸 2mg、ブドウ糖 86.4mg


【性状】

性状
販売名 ビソルボン注4mg
剤形 褐色アンプル入り注射剤
内容物 無色注射液
pH 2.2〜3.2
浸透圧比 0.9〜1.0

【色】
かっ色
無色
【剤形】
/液剤/注射

【効能効果】

効能・効果
経口投与困難な場合における下記疾患ならびに状態の去痰:
肺結核、塵肺症、手術後
気管支造影後の造影剤の排泄の促進

【用法用量】

用法・用量
通常成人には1回1〜2管(ブロムヘキシン塩酸塩として4〜8mg)を1日1〜2回筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

【使用上注意】

使用上の注意

【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
調査症例4,737例中副作用が報告されたのは90例(1.90%)であった。主な副作用は嘔気・悪心30件(0.63%)、局所疼痛20件(0.42%)等であった。また、臨床検査値においては特に一定の傾向を示す変動は認められていない。

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、血管浮腫、気管支痙攣、呼吸困難、そう痒感等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
[前文]
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
発現部位等 0.1〜5%未満 0.1%未満 頻度不明
過敏症注) 発疹、そう痒感、蕁麻疹
消化器 悪心 嘔吐 下痢、嘔気
循環器 胸内苦悶、心悸亢進
精神神経系 頭痛

[後文]
注)発現した場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

【小児投与】

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。

【適用上の注意】

適用上の注意
1.投与時:
筋肉内に注射した際に、ときに注射部位に疼痛を訴えることがある。このような場合には、静脈内注射にきりかえ、なるべくゆっくり静注すること。
2.筋肉内投与時:
動物実験で充血、出血、変性等の局所障害が認められるので筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に留意すること。
[1].神経走行部位を避けるよう注意して注射すること。
[2].繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行うこと。
なお、乳幼小児には連用しないことが望ましい。
3.アンプルカット時:
本品は「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、カット部をエタノール綿等で清拭した後、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマークの反対方向に折り取ること。

【その他の注意】

その他の注意
1.動物実験で大量を長期間にわたり連続投与した場合に血清トランスアミナーゼ値の上昇することが報告されている。
2.喀痰量の一時的増加を来し神経質な患者では不安感を訴えることがある。

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
遮光保存

【使用期限】

使用期限
外箱、容器に使用期限を表示

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
ブロムヘキシン塩酸塩注射液4mg「タイヨー」 0.2%2mL1管 テバ製薬 56.00  

※赤色は後発品

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