201502

「版数」
第7版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂（性状の変更に伴う改訂）

禁忌（次の患者には投与しないこと）
脳出血直後等の新鮮出血時の患者［血管拡張作用により出血を助長するおそれがある。］

規格単位毎の組成性状
添加物
ステアリン酸Mg
添加物
ケイ酸Al
添加物
ヒドロキシプロピルスターチ
添加物
乳糖水和物
添加物
結晶セルロース
添加物
メタクリル酸コポリマーLD
添加物
ラウリル硫酸Na
添加物
ポリソルベート80
添加物
マクロゴール
添加物
タルク
添加物
シリコーン樹脂
添加物
ヒプロメロース
添加物
ヒドロキシプロピルセルロース
添加物
酸化チタン
添加物
カルナウバロウ
識別コード
カルナクリン25

組成
カルナクリン錠25：
カルナクリンは、下記の成分・分量を含有する製剤である。

商品名	＼	「日局」カリジノゲナーゼ
カルナクリン錠25	1錠中	25単位

添加物：
ステアリン酸Mg、ケイ酸Al、ヒドロキシプロピルスターチ、乳糖水和物、結晶セルロース、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸Na、ポリソルベート80、マクロゴール、タルク、シリコーン樹脂、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、カルナウバロウを含有する。

性状
カルナクリン錠25：
(1).カルナクリン錠25は、白色の腸溶性フィルムコーティング錠であり、におい及び味はない。

	表	裏	側面
外形	（図略）	（図略）	（図略）
	直径（mm）	厚さ（mm）	重量（mg）
	7.3	3.6	141

【色】
白色
【剤形】
腸溶性フィルムコーティング錠／錠剤／内用

効能・効果
1.下記疾患における末梢循環障害の改善：
高血圧症、メニエール症候群、閉塞性血栓血管炎（ビュルガー病）
2.下記症状の改善：
更年期障害、網脈絡膜の循環障害

用法・用量
1.カルナクリン錠25：
通常成人1回1〜2錠、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
再評価結果の用法・用量は次のとおりである。
カリジノゲナーゼとして、通常成人1日30〜150単位を1日3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

相互作用

併用注意（併用に注意すること）

薬剤名等	臨床症状・措置方法	機序・危険因子
アンジオテンシン変換酵素阻害剤	本剤との併用により過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。	本剤のキニン産生作用とアンジオテンシン変換酵素阻害剤のキニン分解抑制作用により、血中キニン濃度が増大し、血管平滑筋弛緩が増強される可能性がある。

副作用

副作用発現状況の概要
カリジノゲナーゼ製剤を投与した5,554例中、副作用が報告されたのは184件（3.31％）であった。主な症状は胃腸障害30件（0.54％）、胃部不快感23件（0.41％）、嘔気・嘔吐11件（0.20％）の消化器症状であった。［再評価資料］
なお、本項には頻度が算出できない副作用報告を含む。

その他の副作用

発現部位等	0.1〜5％未満	0.1％未満	頻度不明
過敏症注)	発疹	そう痒感、蕁麻疹
循環器		心悸亢進
消化器	胃部不快感、嘔気、嘔吐、食欲不振、上腹部痛、下痢、便秘
肝臓			AST（GOT）上昇、ALT（GPT）上昇、肝機能障害
その他	ほてり	頭痛、頭重、眠気、倦怠感

［後文］
注)症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

適用上の注意
薬剤交付時：PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。（PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている）

貯法及び期限等
貯法
室温保存

使用期限
製造後3年（外装に表示の使用期限内に使用すること）

※赤色は後発品