201403

「版数」
第10版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

禁忌（次の患者には使用しないこと）
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

規格単位毎の組成性状
添加物
エデト酸ナトリウム水和物
添加物
感光素201号
添加物
ジブチルヒドロキシトルエン
添加物
ジメチルポリシロキサン
添加物
セトステアリルアルコール
添加物
白色ワセリン
添加物
パラオキシ安息香酸メチル
添加物
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル
添加物
ミリスチン酸イソプロピル
添加物
モノステアリン酸グリセリン
識別コード
HP207C

組成
ベシカムクリーム5％：

販売名	ベシカムクリーム5％
成分・含量	1g中に日局イブプロフェンピコノール50mgを含有する。
添加物	エデト酸ナトリウム水和物、感光素201号、ジブチルヒドロキシトルエン、ジメチルポリシロキサン、セトステアリルアルコール、白色ワセリン、パラオキシ安息香酸メチル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ミリスチン酸イソプロピル、モノステアリン酸グリセリン

性状
ベシカムクリーム5％：

販売名	ベシカムクリーム5％
性状	本品は白色〜微黄色の全質均等の乳剤性の軟膏である。
pH	本品1gに水10mLを加え、かき混ぜた後振りまぜる。この液のpHは4.0〜6.0である。
識別コード	HP207C

【色】
白色〜微黄色
【剤形】
クリーム剤／軟膏剤／外用

効能効果
ベシカムクリーム5％：

	〔効能・効果〕	〔用法・用量〕
クリーム	急性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、慢性湿疹、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎	本品の適量を1日数回患部に塗布する。
クリーム	帯状疱疹	本品の適量を1日1〜2回患部に貼布する。
クリーム	尋常性ざ瘡	本品の適量を1日数回石鹸で洗顔後患部に塗布する。

用法用量
ベシカムクリーム5％：

	〔効能・効果〕	〔用法・用量〕
クリーム	急性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、慢性湿疹、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎	本品の適量を1日数回患部に塗布する。
クリーム	帯状疱疹	本品の適量を1日1〜2回患部に貼布する。
クリーム	尋常性ざ瘡	本品の適量を1日数回石鹸で洗顔後患部に塗布する。

使用上の注意

重要な基本的注意
本剤の使用により過敏症があらわれることがある。

副作用

副作用発現状況の概要
軟膏使用例8,583例中115例（1.34％）、クリーム使用例5,220例中126例（2.41％）に副作用が認められた。報告された主な副作用は、軟膏、クリーム全体で発疹（0.87％）、刺激感（0.68％）、そう痒（0.35％）等でいずれも接触皮膚炎その他の局所の皮膚症状であった。（再審査終了時）

その他の副作用
下記のような症状があらわれた場合には使用を中止すること。
(1).接触皮膚炎（3％未満）：発疹、腫脹、刺激感、そう痒、水疱・糜爛、熱感、鱗屑等
(2).その他の皮膚症状（0.1％未満）：症状の悪化、膿疱、つっぱり感、皮膚乾燥

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。

適用上の注意
1.使用部位：眼科用として角膜、結膜に使用しないこと。
2.使用方法（クリームのみ）：尋常性ざ瘡に使用する場合には、下記の点に注意すること。
(1).石鹸で洗顔後使用すること。
(2).膿疱の多発した重症例には他の適切な治療を行うことが望ましい。

貯法及び期限等
貯法
遮光した気密容器（室温保存）

使用期限
クリーム剤：外箱に記載（3年）

※赤色は後発品