2 個々の器官系用医薬品
26 外皮用薬
264 鎮痛 鎮痒 収歛 消炎剤
2649 その他の鎮痛 鎮痒 収歛 消炎剤

改訂年月( 201403 )
商品分類番号( 872649 )
JPNコード( JPNC060530 )
YJコード( 2649732S6026 )
厚労省コード( 2649732S6026 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 26.40 )


■ヤクバンテープ60mg 15cm×14cm1枚 (トクホン|大正富山医薬品) 【外用】  
(般)フルルビプロフェン(2)貼付剤

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】   【副作用】

  【発現状況】   【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【妊産婦投与】   【小児投与】

  【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201403

【改訂種別】

「版数」
第3版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂(使用上の注意改訂)

【禁忌】

禁忌(次の患者には使用しないこと)
1.本剤又は他のフルルビプロフェン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者
2.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発することがある。]

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
l-メントール
添加物
スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体
添加物
ポリイソブチレン
添加物
ロジンエステル
添加物
流動パラフィン
添加物
ジブチルヒドロキシトルエン
識別コード
TAISHO 904

【組成】

組成
ヤクバンテープ60mg:
販売名 ヤクバンテープ60mg
成分・含量 1枚15cm×14cm(膏体2.52g/210cm2)中 日本薬局方フルルビプロフェン60mg
添加物 l-メントール、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、ポリイソブチレン、ロジンエステル、流動パラフィン、ジブチルヒドロキシトルエン、その他1成分


【性状】

性状
ヤクバンテープ60mg:
販売名 ヤクバンテープ60mg
性状 ほのかなハッカの芳香を有する淡黄色の膏体を支持体に均一に展延したプラスター剤で、膏体面をライナーで被覆したものである。
識別コード TAISHO 904 (内袋に記載)

【色】
淡黄色
【剤形】
テープ剤/貼付剤/外用

【効能効果】

効能・効果
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎:
変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛

【用法用量】

用法・用量
1日2回、患部に貼付する。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に使用すること)
気管支喘息のある患者[気管支喘息患者の中にはアスピリン喘息の患者も含まれており、それらの患者では喘息発作を誘発することがある。]

【重要注意】

重要な基本的注意
1.消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
2.皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分に行い、慎重に使用すること。
3.慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること。また、患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意すること。

【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
総症例149例中、副作用が認められたのは6例(4.03%)11件で、その主なものはそう痒5件(3.36%)、発赤5件(3.36%)等であった。
(1998年3月のヤクバン承認時)
<参考>:総症例18,764例中、副作用が認められたのは326例(1.74%)556件で、その主なものはそう痒218件(1.16%)、発赤210件(1.12%)、発疹102件(0.54%)等であった。
(フルルビプロフェン貼付剤再審査終了時)

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
1.ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー(頻度不明注1))があらわれることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、悪寒、冷汗、呼吸困難、四肢しびれ感、血圧低下、血管浮腫、蕁麻疹等があらわれた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
2.喘息発作の誘発(アスピリン喘息):喘息発作(頻度不明注1))を誘発することがあるので、乾性ラ音、喘鳴、呼吸困難感等の初期症状が発現した場合は使用を中止すること。なお、本剤による喘息発作の誘発は、貼付後数時間で発現している。
注1)自発報告により認められている副作用のため頻度不明。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 0.1〜5%未満 0.1%未満
皮膚注2) そう痒、発赤、発疹 かぶれ、ヒリヒリ感

[後文]
注2)これらの症状が強い場合には使用を中止すること。

【高齢者投与】

高齢者への使用
高齢者では貼付部の皮膚の状態に注意しながら慎重に使用すること。

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への使用
1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。[妊婦に対する安全性は確立していない。]
2.他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。

【小児投与】

小児等への使用
小児等に対する安全性は確立していない。(使用経験が少ない。)

【適用上の注意】

適用上の注意
使用部位:
(1).損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと。
(2).湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存、遮光した気密容器に保存

【使用期限】

使用期限
外箱及び内袋に表示

【同一成分一覧】

▲TOP