3 代謝性医薬品
31 ビタミン剤
317 混合ビタミン剤(ビタミンA・D混合製剤を除く)
3179 その他の混合ビタミン剤

改訂年月( 201009 )
商品分類番号( 873179 )
JPNコード( JPNC012011 )
YJコード( 3179506F1023 )
厚労省コード( 3179506F1023 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 128.00 )


■ビタメジン静注用 1瓶 (第一三共) 【注射】  
(般)静注用チアミンモノホスフェイトジスルフィド・B6・B12配合剤

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【相互作用・その他】   【併用注意】   【副作用】

  【発現状況】   【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】   【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】

  【同一成分一覧】

【改訂年月】

201009

【改訂種別】

「版数」
第6版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
D-マンニトール
添加物
pH調節剤

【組成】

組成
1バイアル中に次の成分を含有
販売名 有効成分 添加物
ビタメジン静注用 リン酸チアミンジスルフィド 107.13mg (チアミン塩化物塩酸塩として100mg) D-マンニトール400mg、pH調節剤
ビタメジン静注用 ピリドキシン塩酸塩(日局) 100mg D-マンニトール400mg、pH調節剤
ビタメジン静注用 シアノコバラミン(日局) 1mg D-マンニトール400mg、pH調節剤


【性状】

性状
用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤である。
販売名 pH 浸透圧比 (生理食塩液対比) 外観
ビタメジン静注用 約4.5注1) 約0.7注2) 淡紅色の粉末又は塊
ビタメジン静注用 約4.5注1) 約5注3) 溶解した液は淡赤色澄明注4)

[表脚注]


注1)生理食塩液、注射用水、ブドウ糖注射液各20mLを加えた場合 注2)注射用水20mLを加えた場合 注3)20%ブドウ糖注射液20mLを加えた場合 注4)生理食塩液、注射用水、20%ブドウ糖注射液各20mLを加えた場合
【色】
淡紅色
淡赤色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射

【効能効果】

効能効果
本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合:
神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺
註:効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

【用法用量】

用法用量
通常成人1日1バイアルを日本薬局方ブドウ糖注射液又は生理食塩液若しくは注射用水20mLに溶解し、静脈内あるいは点滴静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
静脈内に注射する場合には3分以上時間をかけて極めて緩徐に投与する。

【使用上注意】

使用上の注意

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
パーキンソン病治療薬 レボドパ レボドパの作用を減弱させるおそれがある。 本剤に含まれるピリドキシン塩酸塩は、レボドパの脱炭酸酵素の補酵素であり、併用によりレボドパの末梢での脱炭酸化を促進し、レボドパの脳内作用部位への到達量を減弱させると考えられる。


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので観察を十分に行い、発赤、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 頻度不明
過敏症注1) 発疹、そう痒感
消化器 悪心・嘔吐
その他注2) 熱感、悪寒、発熱、肛門部・その他にそう痒感、ピリピリ感

[後文]
注1)投与を中止すること。
注2)これらの症状の防止には、溶解液の液量を増やし、注射速度を緩徐にすること(点滴静注が最も良い)。

【適用上の注意】

適用上の注意
1.投与速度:静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
2.調製後:溶解後はすみやかに使用すること。
3.投与時:ビタミンの光分解を防ぐため、遮光に留意すること。

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
包装に表示の使用期限内に使用すること。

【同一成分一覧】

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