3 代謝性医薬品
32 滋養強壮薬
321 カルシウム剤
3214 有機酸カルシウム製剤(乳酸・グリセロリン酸・グルコン酸カルシウム製剤を除く)

改訂年月( 201504 )
商品分類番号( 873214 )
JPNコード( JPNC012059 )
YJコード( 3214001F1020 )
厚労省コード( 3214001F1020 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 5.60 )


■アスパラ−CA錠200 1錠 (田辺三菱製薬||田辺製薬販売) 【内用】  
(般)L−アスパラギン酸カルシウム水和物錠

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】   【相互作用・その他】

  【併用注意】   【副作用】   【発現状況】   【他副作用(国内)】   【高齢者投与】   【小児投与】

  【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201504

【改訂種別】

「版数」
第10版 D4
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
1.高カルシウム血症の患者〔高カルシウム血症を増悪させるおそれがある。〕
2.腎結石のある患者〔腎結石を増強させるおそれがある。〕
3.重篤な腎不全のある患者〔カルシウム排泄低下により、高カルシウム血症があらわれるおそれがある。〕

【組成性状】

規格単位毎の組成性状
添加物
ステアリン酸マグネシウム
添加物
タルク
添加物
デキストリン
添加物
トウモロコシデンプン
識別コード
TA103

【組成】

組成
販売名 アスパラ-CA錠200
成分・含量 (1錠中) L-アスパラギン酸カルシウム水和物(無水物として) 200mg(Ca2+;1.3mEq)
添加物 ステアリン酸マグネシウム、タルク、デキストリン、トウモロコシデンプン


【性状】

性状
販売名 アスパラ-CA錠200
剤形 素錠
白色
外形 (図略)(図略)(図略)
サイズ (mm) 直径;9.0
サイズ (mm) 厚さ;4.0
重さ(g) 0.28
識別コード TA103

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

【効能効果】

効能・効果
1.低カルシウム血症に起因する下記症候の改善
テタニー、テタニー関連症状
2.下記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給
骨粗鬆症、骨軟化症
3.発育期におけるカルシウム補給
4.妊娠・授乳時におけるカルシウム補給

【用法用量】

用法・用量
アスパラギン酸カルシウムとして、通常成人1日1.2g(6錠)を2〜3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.活性型ビタミンD製剤を投与中の患者〔高カルシウム血症があらわれやすい。〕
2.ジギタリス製剤を投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕
3.高カルシウム血症があらわれやすい病態の患者

【重要注意】

重要な基本的注意
長期投与により血中及び尿中カルシウムが高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中又は尿中カルシウムを検査することが望ましい。
また、高カルシウム血症があらわれた場合には投与を中止すること。

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ジギタリス製剤 (ジゴキシン、ジギトキシン) ジギタリス中毒(不整脈、ショック)があらわれることがある。 定期的にジギタリス中毒の有無、心電図検査を行い、必要に応じてジギタリス製剤の血中濃度を測定し、異常が認められた場合には、ジギタリス製剤の減量若しくは投与を中止する。 ジギタリス製剤の作用を増強する。
テトラサイクリン系抗生物質 (テトラサイクリン) テトラサイクリン系抗生物質の作用が減弱するおそれがある。 同時服用を避け、併用する場合には1〜3時間以上あける等注意する。 カルシウムイオンはキレート化によりテトラサイクリン系抗生物質の吸収を阻害する。
ニューキノロン系抗菌剤(塩酸シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、トスフロキサシントシル酸塩水和物) ニューキノロン系抗菌剤の作用が減弱するおそれがある。 同時服用を避け、併用する場合には、2時間以上あける等注意する。 カルシウムイオンはキレート化によりニューキノロン系抗菌剤の吸収を阻害し、血中濃度を低下させる。


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献、自発報告等を参考に集計した。
総症例344例中、副作用が報告されたのは14例(4.1%)で、主な副作用は腹部膨満感8例(2.3%)、軟便2例(0.6%)等であった。(再評価結果)

【他副作用(国内)】

その他の副作用
[前文]
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
発現部位等 0.1〜5%未満 頻度不明
長期投与 高カルシウム血症、結石症
消化器 腹部膨満感、胸やけ、軟便
その他 頭痛、心窩部不快感、発疹


【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

【小児投与】

小児等への投与
未熟児、新生児、乳児には投与しないことが望ましい。〔3週齢以下の幼若マウス及びラットにアスパラギン酸として250mg/kg以上を投与すると、視床下部弓状核に病理組織学的変化を認めたという報告がある。〕

【適用上の注意】

適用上の注意
薬剤交付時::PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。〔PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。〕

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
外箱、容器に使用期限を表示

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
L−アスパラギン酸Ca錠200mg「トーワ」 1錠 東和薬品 5.60  
L−アスパラギン酸Ca錠200mg「サワイ」 1錠 沢井製薬 5.60  

※赤色は後発品

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