3 代謝性医薬品
33 血液・体液用薬
331 血液代用剤
3311 生理食塩液類

改訂年月( 201404 )
商品分類番号( 873311 )
JPNコード( JPNC054086 )
YJコード( 3311401A3162 )
厚労省コード( 3311401A3014 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 113.00 )


■生理食塩液PL「フソー」 100mL1瓶 (扶桑薬品工業) 【注射】  
(般)生理食塩液

  【改訂年月】   【改訂種別】   【組成性状】   【組成】   【性状】   【効能効果】

  【用法用量】   【使用上注意】   【慎重投与】   【副作用】   【発現状況】   【他副作用(国内)】

  【高齢者投与】   【適用上の注意】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

201404

【改訂種別】

「版数」
第13版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

【組成性状】

規格単位毎の組成性状

【組成】

組成
生理食塩液PL「フソー」100mL:
生理食塩液PL「フソー」は1ポリアル(プラスチックボトル)中塩化ナトリウム0.9w/v%を含む無色澄明の水性注射液である。
[表題]

〔電解質濃度〕


Na+ Cl−
154.0 154.0

[表脚注]


(mEq/L:理論値)

【性状】

性状
生理食塩液PL「フソー」100mL:
生理食塩液PL「フソー」はポリアル(ポリエチレン製容器)入りの無色澄明の水性注射液で,弱い塩味がある。
pH:4.5〜8.0
【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射
/液剤/外用

【効能効果】

効能・効果
1.細胞外液欠乏時,ナトリウム欠乏時,クロール欠乏時
2.注射剤の溶解希釈剤
3.皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布,含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進
4.医療用器具の洗浄

【用法用量】

用法・用量
注射:
(1).通常20〜1000mLを皮下,静脈内注射又は点滴静注する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
(2).適量をとり注射用医薬品の希釈,溶解に用いる。
外用:
(1).皮膚,創傷面,粘膜の洗浄,湿布に用いる。
(2).含嗽,噴霧吸入に用いる。
その他:
医療用器具の洗浄に用いる。

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.心臓,循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ,症状が悪化するおそれがある。]
2.腎障害のある患者[水分,塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく,症状が悪化するおそれがある。]

【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
[前文]
副作用が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
発現部位等 頻度不明
大量・急速投与 大量を急速投与すると,血清電解質異常,うっ血性心不全,浮腫,アシドーシス


【高齢者投与】

高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので,投与速度を緩徐にし,減量するなど注意すること。

【適用上の注意】

適用上の注意
1.調製時:注射剤の溶解希釈剤として使用する場合は,生理食塩液が適切であることを確認すること。
2.投与前:
(1).投与に際しては,感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
(2).体温程度に温めて使用すること。
(3).開封後直ちに使用し,残液は決して使用しないこと。
3.皮下注射時:皮下注射にあたっては,組織・神経などへの影響を避けるため,下記の点に配慮すること。
(1).神経走行部位を避けるよう注意すること。
(2).繰返し注射する場合には,注射部位を変え,たとえば左右交互に注射するなど配慮すること。
なお,乳・幼・小児には連用しないことが望ましい。
(3).注射針を刺入したとき,激痛を訴えたり,血液の逆流をみた場合は,直ちに針を抜き,部位を変えて注射すること。
4.静脈内注射時:ゆっくり静脈内に投与すること。

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
容器,外箱に表示の使用期限内に使用すること

【同一成分一覧】

商品名 規格単位 会社名 単位薬価 廃止日付
大塚生食注 100mL1瓶 大塚製薬工場 113.00  
生食MP 100mL1瓶 マイラン製薬 113.00  
生理食塩液「ヒカリ」 100mL1瓶 光製薬 113.00  
生食液100mL「CHM」 100mL1瓶 ケミックス 113.00  

※赤色は後発品

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