201311

「版数」
第7版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂

禁忌（次の患者には使用しないこと）
本剤又は本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

規格単位毎の組成性状
添加物
マクロゴール4000
添加物
マクロゴール400

組成

成分・含量 （1g中）	ブロメライン　50,000ブロメライン単位
添加物	マクロゴール　4000 マクロゴール　400

性状

性状	淡褐色の軟膏で、わずかに特有のにおいを有し、ほとんど澄明に水に溶ける

【色】
淡かっ色
【剤形】
／軟膏剤／外用

効能・効果
熱傷・褥瘡・表在性各種潰瘍・挫傷・切開傷・切断傷・化膿創などの創傷面の壊死組織の分解、除去、清浄化およびそれに伴う治癒促進

用法・用量
ガーゼ、リントなどに適量の軟膏をのばし、潰瘍辺縁になるべく触れないようにして塗布。1日1回交換する。
創傷面が清浄化し、新生肉芽組織の再生が認められた場合は使用を中止する。

使用上の注意

慎重投与（次の部位には慎重に使用すること）
粘膜面〔蛋白分解作用に基づく刺激作用のため〕

重要な基本的注意
有効成分ブロメラインは蛋白分解酵素である。蛋白分解という主作用に基づいて、局所の疼痛、出血をみることがあるから、壊死組織が除去された後は使用を中止して、他の処置にかえること。

副作用

副作用発現状況の概要
総投与症例203例中、72例（35.47％）に副作用が認められ、主なものは出血52件（25.62％）、疼痛33件（16.26％）、創縁のエロジオン4件（1.97％）等であった。（承認時）

重大な副作用
アナフィラキシーショック（頻度不明）：アナフィラキシーショック（不快感、血圧低下、呼吸困難、全身紅潮等）を起こすことがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

発現部位等	5％以上	0.1〜5％未満
投与部位	出血、疼痛	創縁のエロジオン、発赤、浮腫、紅斑・水疱、刺激感、そう痒感、皮膚炎

適用上の注意
投与方法：潰瘍面よりやや小さめのガーゼ、リントなどにうすくのばして用い、潰瘍辺縁に触れないように注意すること。
投与部位：眼科用に使用しないこと。

貯法及び期限等
貯法
直射日光を避けて室温保存。（未使用時はキャップをすること）

使用期限
包装箱、直接の容器に表示。