6 病原生物に対する医薬品
62 化学療法剤
622 抗結核剤
6223 ピラジナミド製剤

改訂年月( 200906 )
商品分類番号( 876223 )
JPNコード( JPNC056362 )
YJコード( 6223001X1037 )
厚労省コード( 6223001X1010 )

薬価改訂日( 2014/04/01 ) 単位薬価( 30.10 )


■ピラマイド原末 1g (第一三共) 【内用】  
(般)ピラジナミド

  【改訂年月】   【改訂種別】   【禁忌】   【組成性状】   【組成】   【性状】

  【効能効果】   【用法用量】   【用法用量使用上注意】   【使用上注意】   【慎重投与】   【重要注意】

  【相互作用・その他】   【併用注意】   【副作用】   【発現状況】   【重大な副作用(国内)】   【他副作用(国内)】

  【高齢者投与】   【妊産婦投与】   【貯法】   【使用期限】   【同一成分一覧】

【改訂年月】

200906

【改訂種別】

「版数」
第8版
「種別」
改訂
「改訂理由」
改訂(指定医薬品の廃止)

【禁忌】

禁忌(次の患者には投与しないこと)
肝障害のある患者[副作用として肝障害の頻度が高く、症状が悪化するおそれがある。]

【組成性状】

規格単位毎の組成性状

【組成】

組成
ピラマイド原末:日本薬局方 ピラジナミド

【性状】

性状
白色の結晶又は結晶性の粉末
【色】
白色
【剤形】
結晶/散剤/内用
結晶性粉末/散剤/内用

【効能効果】

効能又は効果
〈適応菌種〉:
本剤に感性の結核菌
〈適応症〉:
肺結核及びその他の結核症

【用法用量】

用法及び用量
通常、成人は、ピラジナミドとして、1日量1.5〜2.0gを1〜3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
なお、他の抗結核薬と併用すること。

【用法用量使用上注意】

用法及び用量に関連する使用上の注意
本剤の使用にあたっては、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。[耐性菌の発現等を防ぐ。]

【使用上注意】

使用上の注意

【慎重投与】

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
1.本人又は両親、兄弟に痛風発作(関節痛)の既往歴のある患者及び尿酸値の上昇している患者[副作用として尿酸値上昇、痛風発作があらわれることがある。]
2.腎障害のある患者又は腎障害の疑いのある患者[腎排泄型の薬剤であり、腎障害の患者には用量調節が必要である。]
3.高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

【重要注意】

重要な基本的注意
本剤の投与により重篤な肝障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと(「副作用」の項参照)。

【相互作用・その他】

相互作用

【併用注意】

併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
肝障害を起こしやすい薬剤 副作用として肝障害の頻度が高く、併用により肝障害発現の危険性が増大する。 危険因子;肝障害のある患者


【副作用】

副作用

【発現状況】

副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

【重大な副作用(国内)】

重大な副作用
(頻度不明)
1.重篤な肝障害:劇症肝炎等の重篤な肝障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.間質性腎炎:間質性腎炎があらわれるとの報告がある。

【他副作用(国内)】

その他の副作用
発現部位等 頻度不明
関節 尿酸値上昇、痛風発作(関節痛)
血液 好酸球増多症
過敏症注) 発熱、発疹
消化器 食欲不振、悪心、嘔吐
その他 頭痛、筋肉痛、色素沈着

[後文]
注)投与を中止すること。

【高齢者投与】

高齢者への投与
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[一般に高齢者では生理機能が低下している。]

【妊産婦投与】

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。[ヒト母乳中へ移行することがある。]

【貯法】

貯法及び期限等
貯法
室温保存

【使用期限】

使用期限
包装に表示の使用期限内に使用すること。

【同一成分一覧】

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